「おんだ」として知られるこの祭りは、阿蘇大明神の開拓と農耕への貢献をたたえ、豊作を祈願するものです。かつては藩政時代における細川侯の名代が参加する唯一の祭りでした。明治以降も阿蘇神社の例祭として位置づけられ、毎年一度、御仮屋での盛大な神事が行われます。
神事には、神々の昼食を運ぶ白衣の宇奈利、獅子、田楽、早乙女、そして四基の神輿などがお供として参加します。古来の様式を受け継ぎ、神幸門を出発して阿蘇の青々とした田園を巡ります。途中では「おんだ歌」が奏でられ、還御門に戻るまでに静かな風景を彩ります。この神幸行列は、阿蘇の夏の風景を鮮やかに描き出し、古代の絵巻物を思わせる感動を与えてくれます。
神殿では、おんだ歌が駕輿丁らによって捧げられます。
阿蘇神社に祀られる12柱の神々が4基の神輿に乗って行列を形成し、神社周辺の青々とした田園を巡る行事です。
この行列には、全身を白装束に身を包んだ女性(宇奈利)など、約200人が参加します。行列が進む間には田歌が奏でられ、途中で2カ所の御旅所に立ち寄ります。そこでは、神輿の屋根に向かって稲を投げ上げる田植式が行われます。
- 開催日
- 7月28日
- 開催場所
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熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083−1
- ウェブサイト
- http://asojinja.or.jp/events/onda/
- お問い合わせ先
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阿蘇神社
0967-22-0064